2012年6月14日木曜日

技術立国のスタイルとは


 日本は何かをしようとすると、まず技術の話になる。技術立国だからというのもわからなくはないが、今世界は、「こうして欲しい」から、「こうやると良いよ」になってきている気がする。技術屋は、こうして欲しいには応えられるが、「こうやると良いよ」というのは、総合的な考え方や、スタイルみたいなものが必要になって、なかなか難しいのだ。自分流が通用しなくなる。
 アップル社は自社工場を持たない。でも「こうして欲しい」に応えてくれるアジアの工場をつかまえて、新しいスタイルを世界に提供している。真心のサービスに定評のある日本は、技術でどういうスタイルを提案出来るのだろうか。